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畳に座ると低座・床座になり、目線を合わせやすくなります。家族とのスキンシップを円滑にし、気さくな会話が育まれるのだと思います。家族とのコミュニケーションが自然ととれること、「絆」を強くする効果が畳にはあると信じています。
日本の高温多湿の気候において、畳は構造上、断熱性や保温性、また弾力性など様々な機能を備え持っています。畳表や畳床にはお部屋の空気を浄化する効果があります。
一畳一枚あたりでで500ccからの水分や湿気を吸い取ることができて、乾燥した時期になると畳自身からその水分を放湿する循環の働きをしてくれます。また畳表の天然イグサには、二酸化炭素やチリや埃を吸引する力も持っていて、その多くは害のない一酸化炭素に変わって空気中に戻してくれます。なので日本の風土での住まいにあった畳は、室内の空気を循環し調整してきれいにしてくれているのです。ライフスタイルが洋風化しても、私たち日本人にとって裸足でくつろいでも、横に寝転がっても気持ちいい畳の感触はかけがえのないものです。
現在では純和風から洋風まで畳本来の良いところを生かしたまま、インテリアとしても楽しめる多種多様な畳になっています。
是非ご自身に合ったオリジナルのたたみのある生活をお楽しみ下さい。
襖というのは、平安時代古くより使用されてきた部屋同士を仕切るものです。その構造は、木を組んだ格子状の骨格に和紙の下張りを数回施して、最後に表紙を貼って作られています。襖で仕切ることで、部屋の大きさを変化させることができます。
この襖には、空気をきれいにする性質があり、空気中のホコリ・煙草の煙等の微粒子を除去する作用があります。お子様のアトピーやハウスシックを防ぐ機能があるともいえます。
また、襖に使用している和紙には、湿度が高いときにはその湿気を吸収してくれる性質があります。夏の蒸し暑い時期には、部屋を過ごしやすい環境にし、逆に部屋が乾燥すると、和紙に含まれている湿気を放出するという特徴があります。
しかし、襖は日焼け、紙のはがれ、破れが目立ってきたら、今までのような効果を得られにくくなります。ですので、定期的に襖の張替えを行った方が効果を維持できます。
襖や障子の張り替え専門の業者に頼むと、3~4日くらいの施工で終わります。襖の張り替えの価格もお手ごろに頼めるので、是非ご用命ください。
障子は日本独特の建具です。窓や廊下側に用いられ、明かりを取り入れるよう格子状の枠組みに和紙を貼り付けて作られています。
障子は暖房・冷房の部屋の温度を変えずに明かりを取り入れることが出来、冬は暖かく夏は涼しく、四季がある日本で考えられた素晴らしい機能を持ちます。目隠し効果もありプライバシーを守ることも出来ます。
障子は張り替えることにより、新品同様に生まれ変わります。張り替えを考える際は、熟練の技を持つプロに頼むことが大切です。経済的な価格で、手間がかからず美しく完璧に仕上がります。忙しい方でも安心して張り替えを頼むことが出来ます。
最近は一般的に使われていた和紙だけではなく、いろいろな素材の物が使われるようになっています。素材による機能もさまざまです。自分の望むタイプの物を選ぶことが出来ます。柄なども同様です。多様な種類の中から選ぶことにより、個性的な演出も可能になります。
障子の張り替えは年末などの行われるイメージがありますが、思い立ったときが張り替え時です。張り替えることで部屋の質をアップさせ、気分も一新します。
網戸を汚れたままで放置していると、表面がべたついてきたり、サッシや戸車に汚れが詰まって開閉しにくくなったりします。さらに雨の日などは、その網戸やサッシから汚れが外壁に垂れることになります。すると外壁に、黒色のスジのような雨染みがついてしまうことがあります。つまり網戸の汚れは、網部分のみでなく、その周辺にも悪影響をもたらすことになるのです。
そのため多くの人が、職人に網戸の張り替えを依頼しています。なぜ職人に任せるかというと、張り替えに加えて網戸全体の清掃および開閉におけるメンテナンスも施してもらえるからです。つまり、網部分が張り替えられて新しくなるのはもちろん、汚れが除去されることでサッシもきれいになるのです。戸車に巻き込まれている汚れも除去されますし、戸車の傷みが激しければ、交換もおこなわれます。
そのため張り替えの完了後は、網戸もサッシも良い状態になりますし、スムーズな開閉ができるようになります。これらがきれいになれば、外壁に雨染みがつくことも防がれるようになります。 雨染みに関しては、一度こびりついてしまうと除去が困難になるので、網戸の張り替えは雨染みが目立つようになる前に、職人に依頼しておくことをおすすめします。